素材選びから始めることが大切

倉敷市で墓石を作っている私にとって玄関アプローチはこだわりがあり、訪れる人の印象を大きく左右します。ですが、大切なのは外見ではなく、歩きやすさだということをまずは意識しましょう。どれだけ見た目がいいデザインでも、歩きにくかったらそれだけで印象が悪くなってしまいます。大切なのは、素材選びです。そこで、アプローチに最適な素材選びから始めることにしましょう。

・レンガ

外国風のアプローチを作りたいというときには、レンガを使うこともおすすめです。茶系や赤系は暖かく、レトロな風合いを感じさせるので、まるで洋館のような雰囲気を出すことができます。ですが、レンガは綺麗に敷かなくては、形がいびつになってしまい綺麗には見えません。レンガを敷くときには、事前に細かい設計や丁寧な下地作りをしておくことが大切です。

・敷石

和の雰囲気を醸し出したいときには、敷石が効果的です。敷石というと四角く切ったものを連想する人も多いと思いますが、なかには乱切りされたものもあり、独特の風合いを出すことが可能です。
ですが、敷石というのは溝があるため、ヒールでは歩きにくく感じる場合もあります。敷石をアプローチに使いたいというときには、溝に小石を敷いたり、小花を植えるといいでしょう。

・タイル

様々な色やデザインがあるタイルは、見た目もスッキリしていて、使いやすいという利点があります。家の外観や門のデザインにふさわしいタイプを選ぶといいでしょう。ですが、タイルは濡れると滑りやすくなるという欠点があるので、設置するときには注意しましょう。タイルのアプローチを作るときには、滑り止めについて考えることも必要です。

アプローチは、素材によって完成後のイメージも変わりますし、歩きやすさにも変化があります。また、濡れたときには滑りやすくなる素材もあるので注意が必要です。選ぶときには、その素材が持つ特徴や欠点について学んでから選ぶようにすると、自分の理想的なアプローチを実現させることができます。