父が作った我が家自慢の外構

両親が建売住宅を購入した後、千葉のエクステリア工事業者にお願いしようと思いましたが、家周りの外構は全て父が手掛けました。非常に器用な父は、職人の様な仕上がりで作り上げてしまいます。家の外構として自作したものは、玄関へのアプローチと植栽、家の周りを囲む垣根です。庭は趣味の盆栽置き場に化していましたが、陳列する台やミニサイズの温室なども自分で作って自分が楽しめる庭に改造していました。外構で特に自慢したいのが、玄関へのアプローチ部分です。敷石をデザイン模様のように配して階段を作りましたが、どこから見ても業者さんに頼んだような素敵な仕上がりでした。玄関横は少しスペースがあったため、そこには大きめの松を植え、庭用の形の良い石を配して、日本庭園の雰囲気を出していました。

ボタンやさるすべりの木や山野草も植えて、自然が感じられる玄関スペースを自作したのです。家の雰囲気も良くなり、また毎年新緑や花が楽しめる素敵な玄関スペースとなりました。垣根はツゲの木を植えて、家を囲うように綺麗に配置していきました。また玄関の部分は石垣を積んで、重厚感を出し、根元には芝桜を植えたため、初夏は何も手を加えなくても綺麗に咲いてくれたものです。私は全く手伝っていませんし、その作業をしている姿はほぼ思い出せないのですが、立派な外構に仕上げたものだと今更ながら感心してしまいます。肉体的にも大変であろう作業を、一人でコツコツ作り上げていったのでしょう。

しかし手仕事が好きな方は、ひとつひとつの作業が楽しく、外構全体の完成までの道のりも苦ではないものです。父の作品とも言えるものが、形として残っていることに、きっと満足していることでしょう。家は普通の建売住宅で、旧式のデザインなので特別おしゃれなものではありませんが、外構回りが家全体の価値を高めてくれているように感じます。管理には水をかけたり、剪定したりと手間が掛かりますが、それ以上の癒しを与えてくれます。自然を取り入れた父が自分で作った外構は、我が家の自慢のひとつになっています。