設置方法の違いによる目隠しフェンスの種類
2021年6月22日目隠しフェンスには、素材や形などの違いによりさまざまな種類のものがありますが、実は、設置方法の違いによる種類というものもあるのです。案外見落とされがちな違いなのですが、設置や交換のしやすさが違ってくるため、事前に知っておくことと役に立ちます。そこで今回は、「間仕切りタイプ」と「フリーポールタイプ」という、設置方法の違いによる2種類の目隠しフェンスの特徴について紹介します。
まず「間仕切りタイプ」とは、フェンス本体を、柱と柱の間にはめ込むように設置するものを指します。フェンス本体というのは、フェンスの板にあたる部分であり、柱は、その本体を取り付けて固定する部分になるでしょう。間仕切りタイプの設置には、フェンス本体の長さに合わせて柱を立て、その柱と柱の間に本体をキレイにはめ込んでいくという作業が必要になります。ですので、正確な位置に柱を設置することが重要ですし、高いレベルの技術を要するということが言えるのです。そのため、専門業者に依頼する場合は問題ないのですが、DIYで設置する場合はかなり高いハードルがあるということを知っておきましょう。また、間仕切りタイプのフェンスの交換については、本体部分だけでなく、柱も一緒に交換する必要があります。
次に「フリーポールタイプ」とは、フェンス本体を、柱の位置に関係なく設置できるものを指します。間仕切りタイプは、柱と柱の間にはめ込むように設置しますが、フリーポールタイプは、横に繋がれたフェンス本体を、複数の柱にくっつけるような設置方法になると言えるでしょう。そのため、柱の位置がバラバラでも設置することが可能ですし、DIYでも比較的簡単に設置可能だと言えます。それにフリーポールタイプは、交換時に柱を再利用できるというメリットもあります。ですので、車の衝突などでフェンスが壊れてしまった場合でも、柱さえ無事であれば、フェンス本体だけを交換するだけで済ませることも可能です。