ユニバーサルデザインをエクステリアに取り入れるポイント

2021年6月19日 投稿者: 8h5u78Uy

ユニバーサルデザインと聞くと、高齢者を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
ユニバーサルデザインとは、お年寄りに限った話ではなく、年齢、性別、言葉、国籍などありとあらゆる人が利用しやすくするという考え方です。
そんなユニバーサルデザインをエクステリアに取り入れる際のポイントをご紹介します。

まず、階段のデザインについて、玄関までのアプローチには多くの場合段差があります。
段差は誰でも躓きやすいところです。なるべく安全に上り下りできるように視認性の高いデザインや滑りづらい素材としましょう。
スロープを設けるのもいいですね。車いすの場合、幅は90センチ以上とし、勾配は6~7%程度とします。
スロープを設けると、車いすの方以外にもベビーカーの上り下りも楽です。
階段、スロープどちらも手すりを設けましょう。

さらに、車いすの方でも植物の管理がしやすいように、高さのあるプランターがあります。
高さがあるので、植物に目が留まりやすくなるというメリットもあります。

駐車スペースは、一般的に幅2.5m程度が多いですが、3.5m以上確保でするといいでしょう。
車いす方の乗車スペースを確保することが出来ますし、大きな買い物袋を持っていたりすると、幅は広いほうが車からの出入りがしやすくなります。

テラスやデッキがある場合、室内から段差無く、そのままテラスに出入りできるようにすると良いですね。
特に高齢者の部屋からもそのままテラスに移動でき、植物の世話をしたり、室内から植物を眺められたりすれば、誰もが庭を楽しむことができます。

庭にイスやテーブルなどの家具を置くことがあるかと思います。なるべく省スペースの物や、折りたたんで収納できるものにしましょう。
スペースを取るものがあると、移動の妨げになりかねません。

いかがでしたでしょうか?
ユニバーサルデザインは、身体障碍者も、健常者も誰もが使いやすいデザインです。
これからエクステリアを計画する方、リフォームを検討している方、ぜひ参考にしてみてください。