門回りは家の顔

門と言えば、漢字のような固いイメージがありますが、最近の門は色々おしゃれなものが多いです。
残念ながら我が家に門はありません。駐車スペースを優先したばかりに、玄関前はコンクリートです。
でも、ちいさくても門があれば、お洒落な感じもするし、家に重みも出てくるように思います。
門のイメージは、屋敷が広くて庭も広いといったわたし個人のイメージがあります。

そんなことないんです。名古屋市で家づくりをするときに、若い家族が住みそうな普通の一軒家にもちょっと低めの小さな門があるだけでおしゃれです。色も色々、デザインも色々あります。敷地のどの範囲内まで門をつけるのかを考えたら、色々パターンのあることにも気がつきました。門には、表札や郵便受け等も設置されます。どんな表札にするのかも、家の雰囲気や、門の雰囲気で変わってきます。
お洒落な郵便受けも沢山あります。沢山入るものから、鍵つきの郵便受け、ドイツの町並みやおとぎ話で出てきそうなものもあります。

一つ一つのデザインが、家の雰囲気から変わってきます。
家を建てるときに、先ずはどの部分を優先させて設計するのか、色はどうするのかを考え、全体を見ながら玄関から門までの設計をしていくと良いと思います。勿論、門や玄関を優先的に考えるのもありです。
その辺はご自分の意見をしっかり伝えて設計してもらうと良いでしょう。
門を見て、表札を見て、玄関まで歩く距離は、長かろうが短かろうが、ちょっとしたドラマが生まれる場所だと思います。

訪れたお客様が、緊張する場所なのか、癒される場所なのか、入りやすい場所なのかを感じ取れる場所になります。
また、迎える側も、少しでも庭の手入れをして、掃除をして、花なんかも飾って、訪れてくれた人に少しでも良い気分になってもらおうと努力する場所でもあると思います。
門回りから玄関までに、ちょっとした石畳なんかも素敵です。少しの工夫、少しのアレンジで、一つしかない家の門から玄関までの物語を作れば素敵なお家になると思います。